Wine Bar ETSUBOの内野です。

6、7年前、当時働いていたレストランの仲間達とこれでもかというくらい、試飲会に行っていました。

当時は「試飲会カレンダー」を作って毎月10回くらい。

1回の試飲会で平均100種類のワインがあるとして、年間12000種類以上…。

まさにワインの1000本ノックですね。

今考えるとよく行ったなぁと思います。

独立して、自分でやるべき仕事が増えて、急な要件で試飲会に行けなくなったりするので、見習いの頃こそチャンスですよ!お店でお世話になっているうちに、時間を作って試飲会にたくさん行ってみてください。

実力が上がれば、後輩や仲間には信頼され、お店のワインのレベルも上がって店長もお客さまも喜んでくれるはずです。

たくさん飲めばいいというわけではありませんがたくさん飲んだからこそ、気がつくことも確実にありました。

もしあなたが、ワイン初心者から短期間でレベルをぐいっと上げたい!と考えていたら、とてもオススメな方法です。

さて今回は、よく聞かれる質問や現場で感じた、【ワイン試飲会に行くときの小さなマナーや服装、あると便利な物】をご紹介したいと思います。

前回の、【大きな4つのポイントはこちらの記事です】前編では、6つあるうちの前半3つをお伝えします。

主にプロ向け試飲会での様子になります。一般の方向けの試飲会はこの限りではありませんが、基本的には一緒だと思いますので何か少しでも参考になれば幸いです。★


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それでは詳細です。



① あると便利な持ち物は?
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先ずは持ち物ですが、なんと言っても「クリップボード」これがあるととてもはかどります。

プロ向けの試飲会では、だいたい受付でクリップボードを貸してくれます。

100均などにも売ってるこれです。
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資料を挟んで書き込むだけではなく、グラスを置いたり、ワインを吐きだす用の紙コップを置いたりと、あると大変便利です。

ワイングラス、紙コップ、資料、ペンをこのボードなしで試飲するのは結構しんどいです。

クリップボードの無い試飲会もありますので、持って行くといいですね。

ちなみに片手でグラス、ボード、資料、紙コップ、を持つときはこうすると持ちやすいですよ。

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紙コップが無かったので、普通のコップで代用しています。

右利きの方は左手、左利きの方は右手でボードを持ちます。

上の写真と解説は左手での持ち方です。

中指と人差し指の間に、クリップボードを挟んで残りの指でボードを支える。

親指と人差し指で輪を作り、そこで紙コップを持つ。

親指とクリップボードでワイングラスのベースと言われるお皿のような部分を挟む。


最初はつりそうになりますが、慣れるとかなり安定しますよ。

さらに、これだと右手があくので、右手でペンを持ったり、ワインを注いだり、テイスティングするのが、とてもスムーズになります。

左利きの方は逆でやるといいと思います。

あ、念のため筆記用具も忘れずに。



②  どんな服装で行けばいいの?
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試飲会は小さなイベント会場や会社の事務所、ランチ終わりの飲食店もあれば、大きく有名なホテルで行われることもあります。

カジュアルでも襟付きのシャツとか、デニムでもダメージ加工のは避けるとか、その程度で問題ありません。

会場に合わせて少し気を使った服装が好ましいと思います。

指定があれば別ですが、スーツで行く必要はありません。

カジュアルにTシャツにデニムでも問題ない会も多数あります。

あえて言えばサンダルやタンクトップは雰囲気に合わないので避けた方がいいと思います。

自分のことを「ちゃんと見てもらえる」という意味でも少しキレイな服装で行くことをお勧めします。

そして、意外と盲点なのが「白っぽい服装は避ける」ということです。

赤ワインは知らないうちに、意外と飛ぶんです。カレーうどん的なイメージでしょーか。

「これ、いつ飛んだの?」と疑問に思う事もあります。

自分が気を付けていても、周りから飛んでくる場合もありますので、お気に入りの白シャツや、おろし立ての白い服を着ていくのはやめておきましょう。

それでも白い服を着ていくときは真っ白がいいです。

潔く漂白剤でじゃぶじゃぶ洗えばその日のうちならほとんど落ちます。

ラインや柄が入ってたりするとそれも出来ないので気を付けてくださいねあと靴も気をつけてください。

白いキャンバス地のスニーカーなどは結構危険ですよ。

余談ですが、わたしも以前、白いシャツを試飲会に着ていって赤ワインが飛んでしまったことがあります。

そこで、劣化して料理にも使えない赤ワインで、染めてみたんです。

「メルローで染めました」と言いたかったのに、シャツの素材が麻だったせいか「キレイなピンク色」ではなく、「にごったムラサキ」になり結局捨てた、という経験があります。

今度は綿の白いシャツで試してみたいです。

どうでもいいですね。話を戻しましょう。



③  荷物は預けるのが吉

試飲会での荷物ですが、ホテルの場合はクロークが、他の会場でも荷物はこちらへというスペースがありますので、貴重品は手元にして、大きい荷物は預けてしまいましょう。

理由は2つあります。

1つ目は試飲会は意外と手に持つものが多いからです。

グラス、紙コップ、資料、筆記用具に加え、ブースを回って行くとそれぞれ資料を頂くことがあります。

これ、結構大変なんですよ。

ここにカバンまで持っていたらかなり動きづらくなります。

もう1つは、周りの邪魔になるからです。

リュックなら1つ目の問題は解決だと思いますが、少し混んだ電車でリュックを背負っているのと同じなんです。

タイミングによって1箇所のブースに人がたくさん集まることがあります。

皆が手にワインの入ったグラスと、吐き出したワインが入った紙コップを持っているんです。

振り返った時にリュックが当たったらと、想像しただけで怖いですよね。

この点からも、荷物を預けるのと合わせて、紙コップのワインはあまり溜めずにこまめに捨てることもオススメします。

一般の方向けの試飲会では荷物を預ける場所はないことも多いので、荷物は最小限がいいと思います。

長くなりますので、4以降の続きはまた次回に記載したいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。 後編はこちらからどうぞ!

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