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Wine Bar ETSUBO の内野です

夏だということもあり、しばらく白ワインのご紹介ばかりでしたので、今回はおすすめの赤ワインをご紹介したいと思います




1.プリミティーボオルス

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ワイン名:プリミティーボオルス


造り手:ヴィノジア


生産国:イタリア・カンパーニア州


品種:プリミティーボ100%



2.品種・産地・造り手について

プリミティーボの有名な産地はプーリア州でこちらのワインのぶどうもカンパーニアではなく、隣のプーリアで作られています


プリミティーボは別名ジンファンデルといい、主にカリフォルニアが有名です

品種の個性は、濃く甘さのある果実味と酸です

甘さだけでなく酸もあるので、黒いベリーと言うよりは、よく熟した赤いベリーと言われるのかもしれません


生産者のヴィノジアは「エルコリーノ兄弟」が立ち上げたまだ新しい会社です


勤めていた会社が商業的な大量生産ワインに方向転換したため、高品質のワイン造りを目指して2003年に独立、ヴィノジアを創業しました


ヴィノジアはそれぞれのぶどうの特徴を果実味で出そうと考えています

同じ品種であっても土壌や気候の違いを表現するんですね


赤ワインに関しては、「醸造過程よりも畑での仕事の結果がワインにより反映されるため、茎まで熟するように収穫を待つ」と言っています


ぶどう、畑に対する愛情など、生産者の想いや考え方がこのワインを通してしっかりと伝わってきます





3.プリミティーボオルスはどんなワイン?

このワインを初めてテイスティングした数年前、ヴィンテージは2012か13でした

口に含んだ時に、ここまで甘く感じるワインは初めてだったのでとても驚きました

しかも樽熟成に感じるボリュームや甘ったるい感じがなかったので更に驚きました

2016は以前のものより甘さは穏やかですが、それでも甘みを感じるほど果実味が強く、酸や渋みは前に出てきません


あまりに飲みやすく「ジュースみたい」と感想を持ったお客さまもいるほどです


しかし、甘口ワインでもなければ、もちろん加糖しているわけでもないので、変に甘さが口に残ることはありません

それらの特徴は、品種の個性に加え、熟成がタルではなくステンレスタンクだからだと思います

品種の個性をキレイにワインにした感じです


少し前にご来店いただいたお客さまで、プリミティーボ、ジンファンデルが大好きな仲間が集まって「ジンファンデル協会(非公式)」という会をやっているという方がいました。


その方がこのワインを飲んだ時、「こんなプリミティーボは初めて飲みました」と言うほど。

好きでよく飲んでいる方から見ても、珍しくて不思議な魅力のあるワインなんだということがわかりました。


同じ品種でも色々なタイプの味わいがあります

こちらは最初の段階から果実味を感じるタイプ

徐々に広がるタイプもありますのでそれはまた別の機会にご紹介します




4.合わせる料理は

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やはり赤みのお肉料理が合うと思います

シンプルに焼いたものより、カシスやブルーベリーなど、少し甘さのあるソースとも相性が良さそうです




5.こんな方におすすめです

・酸味、渋みのあるワインが苦手な方

・爽やかな甘味のあるワインが好きな方

・飲みごたえは欲しいけど、重すぎないワインが好みの方

品種の個性に加え、ステンレスタンクで熟成されていますので樽からのものではなくナチュラルな甘さがあります

赤ワインにまだ慣れていない方や酸やタンニンが苦手な方にとてもオススメ出来るワインです





少しボリュームの違いはありますが、普段チリのワインをよく飲んでいる方が他の国のワインはどうだろう?と思った時、こんなワインに出会えたら「イタリアワインもいいねー!」と感じていただけると思います

機会があれば是非お試し下さい!




最後まで読んでいただきありがとうございました





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