Wine Bar ETSUBO の内野です。
前回までは「おすすめのサイトと書籍」をご紹介させていただきました。
前回までの記事はこちらからどうぞ
[合格に向けてのおすすめのサイト][合格に向けておすすめの書籍]
ここでは学習内容ではなく、自分のやってきた方法や、資格の勉強との向き合い方、サイト、書籍の活用方法など、実際取り組んできた方法とそれを踏まえてこうしたらより効率的に楽しんでやれたのでは、と思うことをお伝えしていきます。
文中にでてくる「30日間」は、以前ご紹介した。
「30日間ワイン完全マスター」、「地図帳」は「カラー版 ワインの地図帳―産地の基本を地図から学ぶ」です。
動画サイトは「 sommelier for free 」こちらです。

ここでご紹介する方法は、短い期間で合格できる!とか、楽して取得する方法ではありません。
独学でソムリエに合格できたわたしが実践していた方法で、結構長期的な取り組み方です。
そのぶん、知識が定着して合格後もちゃんといかせると思います。
ワインエキスパートの方も取り組み方は一緒ですので参考にしていただけたら幸いです。
それでは、6つの大きなポイントです。
最初はさっとで大丈夫です。「30日間」のテキストを最初から最後までさらっと2、3回読んでいくと、知らなかったワインの世界が少しずつ広がっていきます。
くれぐれも教本から手をつけてはダメですよ。
途方もなさすぎてココロが折れちゃいますから。
繰り返しやれば、聞き慣れない言葉も、目や耳が慣れてわかる言葉がだんだん増えていきます。
1ページずつ覚えながら進んでいくよりも、2.3回さっと読んでいき、そのあとでしっかり覚えていくと、うっすらベースが出来ているので頭に入りやすいと思います。

自分のペースを決めるのがとても大事だと思います。勉強期間は長距離走です。
長い長いマラソンを、しっかり走り切ってゴールできるペースを最初に決めてしまいましょう。
はじめに「30日間」のテキストの目次を10~15項目に分けます。
①ワイン概論と醸造
②フランス概論とボルドー
③ブルゴーニュとシャンパーニュ
④ヴァルドロワールとローヌ・プロヴァンスコルス
⑤アルザスジュラサヴォワ南西地方・ラングドックルーション・・・etc
そして①を7日、②と③を10日ずつ、④と⑤を5日ずつ…といった感じにその項目のボリュームに合わせて日数を決めます。
今度はささっとではなく、最初に決めた日数の中でしっかり覚えるようにやります。
①、②、③・・・と進め、最後までいったらまた①に戻って、次は少しずつ日数を減らし、①を5日、②と③を7日ずつ、④と⑤を3日ずつにし、最終的には半日ごとくらいにしていました。
フレンチ出身の方、イタリアン出身の方など得意分野がある方は理解しているとろも多いので、そこは日数を少なくし、ご自分にあったペース配分で進めてみてください。
わたしは「30日間」の各項目の要点をまとめながらやっていったので、終盤は自分でまとめたものを見返していました。
その際、完全に覚えたところは削っていっていいと思います。
そうすると最後の方は自分の苦手部分をまとめた、あなた専用のテキストが出来上がります。
地図の周りに関連性のあるものをどんどん書き込んでいくのも、要点をまとめるのに最適でした。
地図帳を使って、周りに余白が出来るようにコピーをとり、その余白部分に情報を書き込んだものを持ち歩くのもおすすめです。
フランスを覚えていくとどなたでも、街でふと手にしたフランスワインのラベルが読めるようになって、「これはどこどこの、何級のワインだ」とわかるようになります。
そういったちょっとしたことが嬉しくなり、自分の成長を感じられたのも、1つの励みになりました。
学習したことをすぐに体験できるのでとても理解しやすかったです。
例えば、ニュージーランドの有名な産地にマールボロ地方があり、そこで作られるぶどうにソービニヨンブランという品種があります。
ソービニヨンブランと言えばマールボロと出てくるくらい有名な産地です。
試飲会でマールボロのソービニヨンブランを試飲すると、やはりテキストだけで覚えようとするよりも、遥かに濃く強く頭に残ります。
それだけでなく、全体的にヨーロッパのソービニヨンブランよりハーブの香りが強いかな?とか、じゃあなんでそう感じるのか?気候や気温の関係か?調べてみようなど、ここでも自然に勉強の流れができてきます。
こういった疑問を解決して、知識を蓄えると、ソムリエ試験だけに役に立つのではなく、とても大切な、お客さまとのコミニュケーションに非常に役立ちます。
お客さまに「ソービニヨンブランが好き」という方がいらした時、その中でもどんなタイプが好きなのか、好きな国や地域はあるかとか、お好みの物をご提案出来たり、いつもと違うタイプだと付け加えておすすめできたり、少しずつサービスの幅が広がる筈です。
ソムリエ試験の先にいる、自分自身の役に立つといってもいいですね。

過去問は1つの項目が終わるたびにやったり、1ヶ月に1回やったり、ひと通り覚えたら、1週間に1回にしたりと、本番が近くなるにつれて頻度を高くしていきました。
自分の今の実力と、苦手な部分を把握できます。
何度かやると間違えやすいところと、得意なところがわかります。
得意なところは勉強から外していけば、苦手な部分に多くの時間をかけられるます。
最初から過去問をたくさんやろうとする方もいらっしゃいます。「ソムリエの資格取得が目標」だったらいい手段かもしれません。
常に間違えるところを、潰していけば時間の短縮になります。
ただ、「ソムリエ資格はあくまでも通過点」とお考えでしたら、やはりベースから固めていく方がいいと思います。
先々は自分のため、そしてワインの選択を任せ、自分を信頼してくれたお客さまのためにも、わたしがおすすめするのは後者です。
以前読んだ脳科学の本に、やらなければいけないことがあるのに、やる気が出ないときは、凄く簡単なことから始めるといいと書かれていました。
極端にいえば、とりあえず勉強机に座るとか、いつも勉強で使ってるペンを持ってみるとか。
家に着いたらまず、パソコンを立ち上げ何も考えずに動画をスタートさせていました。
着替えたり、なんとなくスマホをいじったりしていると、講座が始まってその内容が自然に耳に入ってきます。
気になる言葉が聞こえてくると、「これなんだっけ?」と調べたくなってきて、スムーズに勉強がスタートできていました。
この「まずは動画、からの自然に勉強」という流れを早めに作れたのも、合格できたことの1つだと思います。
動画は30分前後でその地域の基礎、さわりだけを紹介してくれるので、中盤からは「動画の内容くらいは把握しておかなければ」というちょっとしたプレッシャーを与えてくれます。
そして、動画の難易度が「30日間」のテキストをささっと読んでいる時にちょうどいいので、その時期に合わせて見ていくこともいいとおもいます。
通勤時間にも見られますしね。

必要な睡眠時間は削らない方がいいと思います。
長期戦なので体調管理がとても大事です。
それよりも、なんとなく過ごしてしまっている時間を勉強にあてましょう。
ちょっとした時間の積み重ねが大きいんです。
なんとなくテレビ、なんとなくスマホ、電車や待ち合わせの待ち時間とか、なんだったら信号待ちの時も貴重な勉強時間になります。
その何かを待ってる時間にパッと読めるメモとか、テキストなんかを用意しておくのがいいですね。
そういう時に使えるのが、あの小さな地図帳です。
あれにどんどん書き込んでスキマ時間こそ、いい勉強時間になるよう有効に使ってください。
あくまでも参考にしていただいて、自分にあいそうなところだけをピックアップして取り入れてみてください。
ソムリエ資格の一次試験は、とにかく「暗記」です。
ワインの勉強というより地理の資格のために勉強していると錯覚するくらい、地名や気候などを覚えなければなりません。
見知らぬ横文字もたくさん出てきますしね。
そのせいか、早めに取り組むと最初に覚えたものを忘れるという方が結構いらっしゃいます。
それはまちがいではありません。何しろ覚えることが相当な量ですから。
それでもわたしは出来るだけ早くから取り組むことをおすすめします。
なぜなら、早めに取り組むと心に余裕ができて、ワインが好きなら、ちゃんと楽しみながら取り組めるからです。
目先の資格取得を目標にせず、その先の自分自身の成長も意識して取り組むことができます。
普段の激務に加え、それが終わった後に勉強をしなければなりません。
朝早くて夜遅い。すごく大変ですよね。
しかし、わたしはソムリエという資格は努力すれば、どなたでも取得できると思っています。
本格的に飲食業の世界でやっていこうと思う方は、取得することをゴールだと考えず、あくまでもスタートラインに立つための資格だと考えていただきたいと思っています。
ソムリエの資格を取ると、自分の意識が変わります。
自分に対して、ワインに対して、お客さまに対して、責任が乗っかります。
だからこそ、お客さまに「美味しい!」と言ってもらえると、自分が造ったわけでもないのに、心底嬉しくなるんです。
あの喜びは自分が責任の重さを感じているからだと思います。
少しの間、大変ですが集中して努力して、まずは資格を取ってしまいましょう。
取ってからの方が断然ワインを楽しめますし、ワインを通じてお客さまや友人知人、大切な人に喜んでもらえる機会もどんどん増えていきますよ!
「自分がソムリエなんて・・・」と思う気持ちも十分にわかります。
しかし、ワインに詳しくなりたい、自信を付けたいという強い意思があるあなたなら、必ず合格できますよ!
限られた時間を最大限有効に使えるように、体調に気を付けて頑張ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
前回までは「おすすめのサイトと書籍」をご紹介させていただきました。
前回までの記事はこちらからどうぞ
[合格に向けてのおすすめのサイト][合格に向けておすすめの書籍]
ここでは学習内容ではなく、自分のやってきた方法や、資格の勉強との向き合い方、サイト、書籍の活用方法など、実際取り組んできた方法とそれを踏まえてこうしたらより効率的に楽しんでやれたのでは、と思うことをお伝えしていきます。
文中にでてくる「30日間」は、以前ご紹介した。
「30日間ワイン完全マスター」、「地図帳」は「カラー版 ワインの地図帳―産地の基本を地図から学ぶ」です。
動画サイトは「 sommelier for free 」こちらです。
目次
1.わたしがソムリエを独学で合格した勉強法と取り組み方
・まずは、ささっと2、3回読んでベースを作る
・テスト範囲をいくつかに分け、最初にペース配分を決める
・試飲会にたくさん行く
・定期的に過去問を解いていく
・動画サイトの使い方
・睡眠時間を削るのではなく、スキマ時間を有効につかう
2.あとがき
1.わたしがソムリエを独学で合格した勉強法と取り組み方
・まずは、ささっと2、3回読んでベースを作る
・テスト範囲をいくつかに分け、最初にペース配分を決める
・試飲会にたくさん行く
・定期的に過去問を解いていく
・動画サイトの使い方
・睡眠時間を削るのではなく、スキマ時間を有効につかう
2.あとがき
1.わたしがソムリエを独学で合格した勉強法と取り組み方

ここでご紹介する方法は、短い期間で合格できる!とか、楽して取得する方法ではありません。
独学でソムリエに合格できたわたしが実践していた方法で、結構長期的な取り組み方です。
そのぶん、知識が定着して合格後もちゃんといかせると思います。
ワインエキスパートの方も取り組み方は一緒ですので参考にしていただけたら幸いです。
それでは、6つの大きなポイントです。
・まずは、ささっと2、3回読んでベースを作る。
最初はさっとで大丈夫です。「30日間」のテキストを最初から最後までさらっと2、3回読んでいくと、知らなかったワインの世界が少しずつ広がっていきます。くれぐれも教本から手をつけてはダメですよ。
途方もなさすぎてココロが折れちゃいますから。
繰り返しやれば、聞き慣れない言葉も、目や耳が慣れてわかる言葉がだんだん増えていきます。
1ページずつ覚えながら進んでいくよりも、2.3回さっと読んでいき、そのあとでしっかり覚えていくと、うっすらベースが出来ているので頭に入りやすいと思います。
・テスト範囲をいくつかに分け、最初にペース配分を決める。

自分のペースを決めるのがとても大事だと思います。勉強期間は長距離走です。
長い長いマラソンを、しっかり走り切ってゴールできるペースを最初に決めてしまいましょう。
はじめに「30日間」のテキストの目次を10~15項目に分けます。
①ワイン概論と醸造
②フランス概論とボルドー
③ブルゴーニュとシャンパーニュ
④ヴァルドロワールとローヌ・プロヴァンスコルス
⑤アルザスジュラサヴォワ南西地方・ラングドックルーション・・・etc
そして①を7日、②と③を10日ずつ、④と⑤を5日ずつ…といった感じにその項目のボリュームに合わせて日数を決めます。
今度はささっとではなく、最初に決めた日数の中でしっかり覚えるようにやります。
①、②、③・・・と進め、最後までいったらまた①に戻って、次は少しずつ日数を減らし、①を5日、②と③を7日ずつ、④と⑤を3日ずつにし、最終的には半日ごとくらいにしていました。
フレンチ出身の方、イタリアン出身の方など得意分野がある方は理解しているとろも多いので、そこは日数を少なくし、ご自分にあったペース配分で進めてみてください。
わたしは「30日間」の各項目の要点をまとめながらやっていったので、終盤は自分でまとめたものを見返していました。
その際、完全に覚えたところは削っていっていいと思います。
そうすると最後の方は自分の苦手部分をまとめた、あなた専用のテキストが出来上がります。
地図の周りに関連性のあるものをどんどん書き込んでいくのも、要点をまとめるのに最適でした。
地図帳を使って、周りに余白が出来るようにコピーをとり、その余白部分に情報を書き込んだものを持ち歩くのもおすすめです。
フランスを覚えていくとどなたでも、街でふと手にしたフランスワインのラベルが読めるようになって、「これはどこどこの、何級のワインだ」とわかるようになります。
そういったちょっとしたことが嬉しくなり、自分の成長を感じられたのも、1つの励みになりました。
・試飲会にたくさん行く。
やはりこれはすごく効果的でした。学習したことをすぐに体験できるのでとても理解しやすかったです。
例えば、ニュージーランドの有名な産地にマールボロ地方があり、そこで作られるぶどうにソービニヨンブランという品種があります。
ソービニヨンブランと言えばマールボロと出てくるくらい有名な産地です。
試飲会でマールボロのソービニヨンブランを試飲すると、やはりテキストだけで覚えようとするよりも、遥かに濃く強く頭に残ります。
それだけでなく、全体的にヨーロッパのソービニヨンブランよりハーブの香りが強いかな?とか、じゃあなんでそう感じるのか?気候や気温の関係か?調べてみようなど、ここでも自然に勉強の流れができてきます。
こういった疑問を解決して、知識を蓄えると、ソムリエ試験だけに役に立つのではなく、とても大切な、お客さまとのコミニュケーションに非常に役立ちます。
お客さまに「ソービニヨンブランが好き」という方がいらした時、その中でもどんなタイプが好きなのか、好きな国や地域はあるかとか、お好みの物をご提案出来たり、いつもと違うタイプだと付け加えておすすめできたり、少しずつサービスの幅が広がる筈です。
ソムリエ試験の先にいる、自分自身の役に立つといってもいいですね。
・定期的に過去問を解いていく。

過去問は1つの項目が終わるたびにやったり、1ヶ月に1回やったり、ひと通り覚えたら、1週間に1回にしたりと、本番が近くなるにつれて頻度を高くしていきました。
自分の今の実力と、苦手な部分を把握できます。
何度かやると間違えやすいところと、得意なところがわかります。
得意なところは勉強から外していけば、苦手な部分に多くの時間をかけられるます。
最初から過去問をたくさんやろうとする方もいらっしゃいます。「ソムリエの資格取得が目標」だったらいい手段かもしれません。
常に間違えるところを、潰していけば時間の短縮になります。
ただ、「ソムリエ資格はあくまでも通過点」とお考えでしたら、やはりベースから固めていく方がいいと思います。
先々は自分のため、そしてワインの選択を任せ、自分を信頼してくれたお客さまのためにも、わたしがおすすめするのは後者です。
・動画サイトの使い方
先にご紹介した動画サイトの使い方です。以前読んだ脳科学の本に、やらなければいけないことがあるのに、やる気が出ないときは、凄く簡単なことから始めるといいと書かれていました。
極端にいえば、とりあえず勉強机に座るとか、いつも勉強で使ってるペンを持ってみるとか。
家に着いたらまず、パソコンを立ち上げ何も考えずに動画をスタートさせていました。
着替えたり、なんとなくスマホをいじったりしていると、講座が始まってその内容が自然に耳に入ってきます。
気になる言葉が聞こえてくると、「これなんだっけ?」と調べたくなってきて、スムーズに勉強がスタートできていました。
この「まずは動画、からの自然に勉強」という流れを早めに作れたのも、合格できたことの1つだと思います。
動画は30分前後でその地域の基礎、さわりだけを紹介してくれるので、中盤からは「動画の内容くらいは把握しておかなければ」というちょっとしたプレッシャーを与えてくれます。
そして、動画の難易度が「30日間」のテキストをささっと読んでいる時にちょうどいいので、その時期に合わせて見ていくこともいいとおもいます。
通勤時間にも見られますしね。
・睡眠時間を削るのではなく、スキマ時間を有効につかう。

必要な睡眠時間は削らない方がいいと思います。
長期戦なので体調管理がとても大事です。
それよりも、なんとなく過ごしてしまっている時間を勉強にあてましょう。
ちょっとした時間の積み重ねが大きいんです。
なんとなくテレビ、なんとなくスマホ、電車や待ち合わせの待ち時間とか、なんだったら信号待ちの時も貴重な勉強時間になります。
その何かを待ってる時間にパッと読めるメモとか、テキストなんかを用意しておくのがいいですね。
そういう時に使えるのが、あの小さな地図帳です。
あれにどんどん書き込んでスキマ時間こそ、いい勉強時間になるよう有効に使ってください。
・あとがき
今回はわたしが実践した方法と、それを踏まえたうえで、よりよい方法を考えてまとめてみました。あくまでも参考にしていただいて、自分にあいそうなところだけをピックアップして取り入れてみてください。
ソムリエ資格の一次試験は、とにかく「暗記」です。
ワインの勉強というより地理の資格のために勉強していると錯覚するくらい、地名や気候などを覚えなければなりません。
見知らぬ横文字もたくさん出てきますしね。
そのせいか、早めに取り組むと最初に覚えたものを忘れるという方が結構いらっしゃいます。
それはまちがいではありません。何しろ覚えることが相当な量ですから。
それでもわたしは出来るだけ早くから取り組むことをおすすめします。
なぜなら、早めに取り組むと心に余裕ができて、ワインが好きなら、ちゃんと楽しみながら取り組めるからです。
目先の資格取得を目標にせず、その先の自分自身の成長も意識して取り組むことができます。
普段の激務に加え、それが終わった後に勉強をしなければなりません。
朝早くて夜遅い。すごく大変ですよね。
しかし、わたしはソムリエという資格は努力すれば、どなたでも取得できると思っています。
本格的に飲食業の世界でやっていこうと思う方は、取得することをゴールだと考えず、あくまでもスタートラインに立つための資格だと考えていただきたいと思っています。
ソムリエの資格を取ると、自分の意識が変わります。
自分に対して、ワインに対して、お客さまに対して、責任が乗っかります。
だからこそ、お客さまに「美味しい!」と言ってもらえると、自分が造ったわけでもないのに、心底嬉しくなるんです。
あの喜びは自分が責任の重さを感じているからだと思います。
少しの間、大変ですが集中して努力して、まずは資格を取ってしまいましょう。
取ってからの方が断然ワインを楽しめますし、ワインを通じてお客さまや友人知人、大切な人に喜んでもらえる機会もどんどん増えていきますよ!
「自分がソムリエなんて・・・」と思う気持ちも十分にわかります。
しかし、ワインに詳しくなりたい、自信を付けたいという強い意思があるあなたなら、必ず合格できますよ!
限られた時間を最大限有効に使えるように、体調に気を付けて頑張ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。